3月25日[金]
ここ九州の地方新聞にも毎日、亡くなった方々の名前がびっしり書かれている。パッと見60代以上の方が多いが、中には10歳前後の犠牲者も結構いらっしゃる。
首都圏で食料品やガソリンの買いだめが続く中、ミニブログのツイッターで若手デザイナーが発表したポスターが反響を呼んでいます。
未曽有の被害となった東日本大震災から2週間。一人一人が考えた支援の輪が今広がっています。
【毎日】引退するはずだったA300-600Rで被災地に勇気を 萩原憲一 (コラムTake Offより)
10:00 【毎日】卒業の5人が行方不明に 岩手県立大槌高校
校長「希望を胸に卒業した大切な生徒。どうか無事でいてほしい」
10:07 厚生労働省「被災全世帯に10万円緊急無利子貸し付け、
死亡者や要介護者がいる世帯や4人以上の世帯などに対しては、最大20万円を貸し付ける」
10:12 【毎日】台湾で義援金47億円集まる 「今回は恩返し」
10:14 【毎日】福島県いわき市 「五重苦」に直面 “地震、津波、原発、風評被害、農産物の出荷停止”
「勤務先では断水が続き衛生面が心配。おむつなども届かない。車がないと生死にかかわる」
漁師「魚取っても誰も買わねえっぺ」
スタンド店長「20日から、ようやく1日置きに油が届くようになった」
地元スーパー専務「米国政府が原発から半径80キロ圏内の米国人に避難勧告した影響がある。首都圏からの物資が茨城県内で止まっている」
青果卸「平果」常務「政府が対策をとってくれないと、福島とつくだけで消費者から避けられてしまう」
10:45 【毎日】ボランティア受け入れに苦慮 態勢が整わず 「まだ現地では受け入れ態勢ができていない」
宮城県社会福祉課長補佐「これだけ被害が甚大だと中央で統括して宮城、岩手、福島県に公平にボランティアを配置してもらいたい」
11:04 【毎日】NZ女性 岩手・野田村で復興信じて汗
ジョージア・ロビンソンさん「揺れが大きくなり、クライストチャーチのことを思った」「野田の人たちは助け合うし、仲が良く、強い。だからきっと新しい野田、美しい野田を復興できると信じているし、自分も手助けしたい。クライストチャーチもきっと、それに続ける」2月のNZ地震については「家族にとっても、遠く離れた場所で子供を失うのは本当に痛ましく、気の毒だと思う」
11:22 【毎日】死者1万人を超える 未収容の遺体まだ多数
毎日新聞のまとめでは、死者は1万人を超えて1万35人に上り、1万7443人が行方不明。
避難者が最も多いのは宮城県で、659カ所に8万9592人が避難。岩手県でも4万2837人に達する。福島県では、3万3454人が県内で、2万4046人が県外で避難生活を送る。
福島県警「捜索活動をしていない地域の遺体数は見当もつかない。避難指示が解除されなければ遺体収容の見通しも立たない」
11:35 作業員被ばくの水 炉水の約1万倍の濃度 1立方センチ当たり約390万ベクレル
経済産業省原子力安全・保安院「検証は必要だが、原子炉が毀損(きそん)している可能性がある」
伊藤哲夫・近畿大原子力研究所長(原子炉安全工学)「使用済み核燃料プールを冷やすため、大量の海水を注入して、あふれた水が流れ込んだのではないか。おそらく使用済み燃料の一部が破損しているのだろう」「(東電によると、前日の23日には作業現場に水はなかったとされるため)地震で主蒸気管が破損し、原子炉内の水が漏れていたとは考えにくい」一方で、震災で建屋の壁にひびが入っている可能性も否定できないという。「地下が水浸しなら、機器類も海水をかぶった可能性があり、復旧作業が遅れるおそれもある。しかし、今は冷やすために海水を入れ続けるしかない」
小林圭二・元京都大原子炉実験所講師(原子炉物理)「あれだけ放水すれば、放射性物質を大量に含む水があふれ出るのは容易に想定できる」「復旧作業を急いでいるとはいえ、そのような危険性のある水があるところに十分なチェックをせず、作業員を入れさせるのは人命軽視もはなはだしい」
11:54 東電「今夕、第2グループで計画停電=東北電は来月3日まで見送り」
12:34 枝野官房長官「自主避難を呼び掛け=原発20~30キロ圏、社会生活困難」
12:57 保育園借り、岩手県山田町立船越小学校の卒業式 173人全員が無事 卒業生「救ってくれてありがとう」
佐々木校長「みんなは歴史の語り部となる運命を担わされた。見たこと聞いたことを語り継ぐ役割があります」
卒業生「間近で見た津波は怖かった。助けてくれた先生方には感謝している」
児童を助けた田代さん「津波の大きさに身震いした。子供が無事に巣立って何よりです」
15:00 【毎日】「非正規切り」が深刻化 26日に電話相談 「仕事が減ったから」と震災に便乗するような解雇も・・・
「08年秋のリーマン・ショック時以上に深刻だ」
20:36 宮城県沖 深さ40km M6.2 岩手県内陸・沿岸南部、宮城県北・中部にて震度4
【ANN】大震災から2週間、福島県に向けて“石油列車”
被災地向けにガソリンや軽油を積んだ列車を、25日から福島県の郡山駅に向けて運行しました。これは盛岡向けに次ぐ対応。
横浜市の根岸駅を20両編成で出発、震災で一部区間での運行を見合わせている東北線は避け、日本海側の新潟県から信越線、磐越西線経由で福島1 件県に入る。新潟から郡山までは急勾配のため、10両編成ずつに分けられます。
10両編成だと、20キロリットル積みのタンクローリー約30台分相当の燃料輸送が可能。卸売業者を通じ、郡山駅から福島1 件県の太平洋沿岸部などの被災地に届けられます。
21:03 【毎日】内定取り消し相談 18日までの8日間で93社
「会社が被災し予定通りの採用が難しい」「入社時期を繰り下げたい」
同省職業安定局「今後さらに増える可能性がある。内定者からの相談についてもハローワークの特別窓口で実施しており、積極的に活用してほしい」
【ANN】3月24日、日本への支援を示すため、1000人以上がワシントンの桜の名所に集いました。
ワシントンのポトマック川沿いでは99年前、日本がアメリカに友好の象徴として送った桜が今年も美しく咲き始めました。毎年、この時期に行われる「桜まつり」は、今年は 東日本大震災の被災者支援を前面に打ち出していて、寄付をする人たちも多く見られました。