4月29日[金]

被災地で活躍のバイク 神奈川県警がデモ走行

瓦礫などが散乱する被災地を走るのに役立ったバイクのデモ走行が、28日に行われた。

神奈川県警「今後も要請があればいつでも派遣する準備を整えている。」

05:53 宮城県でも仮設住宅への入居始まる 完成分も含めて約9000戸の建設決定、秋までに3万戸の建設が目標

 塩釜市では仮設住宅60戸が完成し、28日に46世帯に鍵が手渡された。入居者には日本赤十字社から洗濯機や冷蔵庫、電子レンジなどの家電製品6点が贈られた。。各国から寄せられた海外救援金で用意したもので、県内すべての入居者に配られる。
 入居する女性「一から買うとなったら、とても買う力はない。津波で現金まで流されているので…」

05:56 避難の留守宅狙う 窃盗容疑でいわき市の兄弟兄弟を逮捕

福島第一原発から30キロ圏内で、避難して留守になっている住宅に侵入し、現金1万円とテレビや腕時計など11点、約58万円相当を盗んだとして23歳と18歳の兄弟が逮捕された。
2人が東京・港区の質店に盗んだ時計などを持ち込んだため犯行が発覚し、「金が欲しかった」と容疑を認めている。警視庁は、2人が震災や原発事故で避難している住宅を狙って盗みを繰り返していたとみて調べを進めている。

 なぜ実名を出さない?これについてネット掲示板では「在日の仕業だからだろう!」という声が相次いでいる。一人が18歳と未成年のためだろうか…。しかしツイッターによると、実際に外国人による被災地での犯罪活動は起こっているようだ。

 ちなみに、震災当日から4月下旬まで被災地で窃盗を繰り返し、計1300万円を盗んだ石巻市内の少年5人が、7月13日に逮捕された。

15:54 岩手県沖 深さ50km M4.8 岩手県沿岸南部(釜石市中妻町)にて震度4

村に子どもが、飯舘村で避難計画説明 見舞金も配られる 計画的避難まで3週間…

 計画的避難区域(半径20~30km)の中でも特に放射線量が高いのが飯舘村の長泥地区。飯舘村にとどまっている園児・児童が400人、そのうちの1割が長泥・比曽・蕨平(わらびだいら)地区に居るという。

 今日、その飯舘村の20箇所で住民説明会が行われた、飯舘村村長は「こんなときですから、やるせない思いを皆さん持っていると思いますが、一番、小さな心を痛めているのは、子どもだと思いますから…」と訴えた。長泥地区に居る男子(16・18歳)「まさかここまで飛んで来るとは思いませんでしたね放射線が…。外出られないのがつらいですね」「野球がしたい…。」

 この日、飯舘村から住民に配られた見舞金は3万円。村を離れなければならない住民の不安は、消えることはない。明日は初めて飯舘村に、東電副社長が謝罪に訪れる。

汚染水どこまで・・・米軍調査

午前9時頃、長さ約1mの漂流ブイ7個を載せた輸送機が、東京・米軍横田基地を飛び立った。上空から東北お気の太平洋上に漂流ブイを次々と投下、海上での放射性物質の流れを調査する。

7分12秒間の映像が語る"あの日"

 上空から撮影された津波発生時の映像が初公開された。ヘリに乗っていた陸上自衛隊隊員が、当時の様子を実際の映像と共に語る。

「飛んでいる間中ずっと(仙台市の)家族のことが頭から離れなかったですね。自分たちが撮影した映像が、初動の部隊派遣とかの一番重要な情報、資料になるので、取りこぼすわけにはいかないので、そこはやっぱりこらえてやりました。」

 映像と音声は首相官邸にリアルタイムに中継されていたそうで、感情を挟むことは許されない。しかしその映像中には「やべぇなこれ…」などという声が。「普段であれば絶対にやらないんですよ、あんなこ声が入ることは。でもやっぱり目から入ってくる情報がヘリの下の情報がすごすぎて、スイッチを入れたり切ったりということ自体が頭から抜けちゃってて。。」

 小学校などの屋上には沢山の避難者が。「あちらこちらで避難されている方もいるんですよね。でもこのヘリじゃ救助もできないし…。助けたいという気持ちもあるんですけど、とにかくこういう方をいっぱい見つけてあげるしかないんですよね。」

映像を残し続ける医師

宮城県名取市に、クリニックで診療を行いながら、被災地へカメラを向け続けている医師、桑山さんがいる。震災直後、クリニックから車で10分ほどの地域は、津波で完全に水没。

「みんな忘れようとしているんですけど、あのときのことを…。でも忘れられるわけ無いんですよね、今のままだと変に忘れていくんですよね。それだと後々、心の傷、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、心の外傷、後遺症になってしまうんです。だから、今のうちに記録をちゃんととって、皆さんが受けた心の傷を物語としてはき出してもらうために、僕たちはその穴埋め役だと思っているんです。」

津波の恐ろしさを物語る消防車

津波の被害を免れた町の一角に、原型を留めない消防車が置いてある。住民に避難を呼びかけている最中に津波に襲われ、この消防車の中で3人の消防団員が亡くなった。津波の怖さを伝えること、そして、消防団員の勇気を忘れないために、桑山さんは消防車の保管を考えている。

 

「ほとんどの人たちはある時期を迎えると、“癒されたい”“語らしてくれ”という時期が必ず来ます。そのときに、大切な消防車や語りや映像が残っていないと、僕たちはその語りを引き出せないんですよね。心のケアは、“もう一回あの町に戻りたい”“あの町を復興させたい”という心のエネルギーになるはずですからね。そのために僕たちはここで治療を続けます。

町を見下ろす丘には、被災者によって建立された手製の慰霊碑がある。

「私たちは、いつも一緒にいますよ

 私たちは、決して忘れません

 私たちは、大丈夫です、安らかに」

22:10 【毎日】GWでボランティア大集結 受け入れ中止も

22:43 1号機、注水量10トン→6トンに減らす=圧力低下、爆発防止で-福島第

 1号機では、核燃料を冷却するため圧力容器を覆う格納容器を水で満たす「水棺」に向け、27日から注水量を毎時6トンから10トンに増やし、容器内の状態を調べていた。

 

東北新幹線が全線開通 震災から49日ぶり 29日で青森から鹿児島までが初めて新幹線でつながった!

東北新幹線全線再開!沿線で東北魂見せる

 311以降運転再開に向けて復旧作業を続けてきた東北新幹線が今日、ついに全線再開した。この日、沿線にはインターネットの呼びかけで集まった沢山の人々が手を振り旗を振り楽器を演奏し、東北の元気を見せつけた。

 実はこれ、3月12日の九州新幹線全線開業を祝って九州で行われたCM撮影を模して行われたもの。3月11に大震災が起こり、CMのTV放映は自粛。一時期までYouTubeでのみ視聴可能となっていた。これを東北の人たちも見て、自分たちもやろう!と考えたのだ。

震災以外のニュース

  • ユッケを食べた10歳未満の男児が死亡 富山県で24人が集団食中毒
  • カンボジアと再び交戦 28日に合意の停戦、数時間で破られる

 

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